コーセーの創業者 小林孝三郎は、明治生まれの人物です。
生家は貧しく、小学校卒業後、14歳から上京して働いていました。
50歳を迎えたころ、コーセーの前身である小林コーセーを創立し、その後、アルビオン化粧品を創立します。
生家は貧しく、小学校卒業後、14歳から上京して働いていました。
50歳を迎えたころ、コーセーの前身である小林コーセーを創立し、その後、アルビオン化粧品を創立します。
アルビオンはコーセーの連結子会社です。
創業者と三人の息子たちの宿図（やどず）
小林孝三郎氏には3人の息子たちがいました。
（生年月日は記事の最後にて）
3人は父と共に働き、二第目社長を禮次郎氏、三代目社長を保清氏がそれぞれ就任します。英夫氏はアルビオンの社長となります。
特定の人物を頂点にして同じ相性が「ピラミッド型」にあつまる宿図の形は、相性の影響力を強力にする効果があります。
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父が壊側で息子たちが安側なのもビジネスに理想的
化粧品・医薬品といった化学系の大企業の創業者のまわりには、しばしば安壊の相性が見られます。
このコーセーとのちに提携するロレアル、Ｐ＆Ｇの創業者ファミリーにも安壊があります。
くわしくは
加えて、禮次郎氏との相性は遠距離友衰です。友衰も、ゼロから飛躍するグループによく見られる相性です。
息子たちと孫が成す、強力な「栄親の布陣」
３人の息子たち同士の相性の宿図はこうなります。
長男の禮次郎氏を頂点にした栄親ピラミッドを成立させてる。
継続のパワーがある栄親は家業を継ぐ人に適した相性
創業者の後をつぐ息子たちにぴったりだ
そして三代目社長は禮次郎氏、三代目社長は氏が就任します。
英夫氏はアルビオンの社長となります。
英夫氏はアルビオンの社長となります。
1995年に創業者が亡くなったあとも、兄弟の協力関係は続きました。
4代目 一俊氏により、さらに強い栄親の布陣へ
2007年になると、創業者の孫で禮次郎氏の息子である一俊氏が四代目の社長に就任し、父や叔父たちと強力しながら経営を行うことになります。
すごい強力な栄親の布陣だ
これが偶然というのがすごいね
コーセーとアルビオンは創業家の親族同士が協力しあいながら、経営を成功させました。
またロレアル、アナスイなど他社との提携も成功します。
栄親の影響が強いグループは外部との協力が吉となりやすい。
小林ファミリーも天に選ばれた家の宿図と思う
栄親は、周りと協力しあい、和やかにビジネスを継続できる相性。
栄親の相性に守られてきたコーセーとアルビオンですが、禮次郎氏が2011年、そして今年2025年初頭に英夫氏が亡くなりました。
これまでの栄親の強力な布陣は崩れ、新しい時代に突入するようです。
これまでの栄親の強力な布陣は崩れ、新しい時代に突入するようです。
さいごまでお読みいただき、ありがとうございました。
生年月日
小林孝三郎 1897年6月29日
小林禮次郎 1928年5月7日
小林英夫 1932年6月18日
小林保清 1941年9月19日
小林一俊 1962年8月8日
小林孝三郎 1897年6月29日
小林禮次郎 1928年5月7日
小林英夫 1932年6月18日
小林保清 1941年9月19日
小林一俊 1962年8月8日
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