最強のパワーを持つ珍しい組み合わせ 命業胎トライアングルの特徴

命・業胎は他の相性と違う面が多い、特殊な相性です。
27星宿のうち、起点となる自分の宿と同じ宿を持つ人とが命の相性、そこから27星宿を3等分したときの9番目、18番目の宿の人が業胎の相性になります。
他の相性にみられる中距離・遠距離・遠距離といった距離の概念も、命・業胎にはありません。
そのため、命と業胎は他の相性よりもめぐり合う確率が低く、特別な相性といえます。
栄親・友衰、安壊・危成といった相性はどれも、「自身」の在り方に影響を与えます。相性が生み出す「気の流れ」が与える役割にあわせて「自身」が変わることを求めます。
しかし、命・業胎はちがいます。
「自身」の存在そのものに立ち返らせる相性です。
命の相性の人は自分自身、業ならば自分を導く親のように、胎ならば守るべき子のように姿を変えた状態で、自身と同じ魂の「根」をもつ人物として存在します。
同じ「根」を持つ人物としてかかわるため、命・業胎は互いに心をひとつにしやすく、行動するときも息をあわせやすいです。
命業胎トライアングルの超強力パワーは何色にも染まる
人が共同作業をする際には、それぞれの「違い」を受け入れながら進まなくてはなりません。コミュニケーションの次第によっては、誤解を生んだり、不満をもったり、やるべきことが足踏み状態になってしまうこともあるでしょう。
しかし、もし皆が、同じ目標をもち、ひとつの心で共同作業ができるならどうでしょう?非常に効率よく物事が進むでしょう。
命・業胎トライアングルは、そのような状態を実現しやすい関係です。
このトライアングルを持つグループは、非常に大きな力を有する集団となりえます。
ただし、命業胎トライアングル自体には、独自の方向性はありません。
同じ集団にいる人物や、影響を与える相手との相性によって、その力が、どの方向に向かうかが決まります。
同じ集団にいる人物や、影響を与える相手との相性によって、その力が、どの方向に向かうかが決まります。
たとえば命業胎トライアングルを形成する3人と危成の相性になる人物が、同じ集団にいる場合、命業胎トライアングルから、その人物に向けて三つの危成の相性が集中して成立します。そしてグループ内で危成の相性が占める割合が高くなります。
命業胎トライアングルの3人は危成の相性の影響を受けて、社会的な成功をめざして、にコツコツ理性的に物事を進める傾向が強まります。
また、栄親の相性をもつメンバーがいるならば、やはり命業胎トライアングルから3組の栄親の相性が集中的に形成されます。
この場合、命業胎トライアングルの三人も、栄親の相性の影響を受けて、楽しむことが好きで社交的な傾向が強まります。
この場合、命業胎トライアングルの三人も、栄親の相性の影響を受けて、楽しむことが好きで社交的な傾向が強まります。

人数が多ければ多いだけパワーが増える特別なトライアングル
命・業胎は、もともと2人でも巡り合う確率が低い相性です。3人全員が命・業胎となる命・業胎トライアングルは非常に珍しい組み合わせです。
そして、他のどの相性にもない特性ももっています。
人数に限りがないことです。
トライアングル(3人)だけでなく、スクエア(4人)でもペンタゴン(5人)といった形でも、命・業胎の関係を持つ人が集まれば、その数だけ無限に拡大できるのです。
3人全員が同じ相性になり「トライアングル」を形成する相性は、他に安壊もあります。
しかし、安壊トライアングルには「4人目」はありません。3人を超えると「全員が同じ安壊の相性」という現象はなくなります。宿曜占星術のベースにある数理が安壊に定めたしくみです。
一方、命・業胎トライアングルには人数の制限がありません。
命・業胎の相性を持つ人が集まるほど、相性の力を重ね合わせ、より強大な力を発揮することができます。
命・業胎の相性を持つ人が集まるほど、相性の力を重ね合わせ、より強大な力を発揮することができます。
まさに、ブルドーザーのような圧倒的な力を持つ可能性のある相性の組み合わせと言えるでしょう。
